は じ め に ・・・

 私は昭和15年( 1940年 )、大東亜戦争(太平洋戦争)の真っ只中に生まれ、そして、満5才になって間もなく終戦を迎えました。

「 光陰矢の如し!」と言いますが、本当に月日の経つのは早いもので、あの呪わしい太平洋戦争から間もなく70年目を迎えようとしています。 

 今では、戦争を体験したお年寄りも少なくなり、昨今ではアメリカと戦争したことも知らない若者も増えてきました。

 

 戦争当時、私はまだ5才にも満たない幼児でしたが、その頃に体験した衝撃的な出来事は74才になった今でも、つい先日の事のようにハッキリと脳裏に焼きついているのです。


 この、私が体験した衝撃的な事実を、一人でも多くの人、特にこれからの社会を担っていく若い人達に少しでも知って欲しいと言う思いで、幼児の頃の私の記憶を元に、父母が良く話してくれた当時の生活の様子、諸先輩の体験談等を、各種の資料や歴史書に照らし合わせ、出来る限り子供の目線で書き綴ってみました。  

 

文才も無い、私の稚拙な文章で恥ずかしい限りですが、少しでもその当時の様子や、私の体験した事を知っていただけたら大変嬉しく思います。